CigarCutter(シガーカッター)は1930年代に生産されていたモデルで1933年までの約4年間の短い期間だけ生産されており、生産本数約6000本のとても希少なサックスです。
現代のH.Selmerとは違った、甘くて美しい音色が特徴で、クラシックの曲調にも相性が良いです。
1931年製
金メッキ仕上げ
JAN | 2370000291325 |
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型名 | CigarCutter/AS/GP #14478 |
販売価格 | ¥768,000(税込) |
買い付け地
アメリカ・ニュージャージー州の工房(コレクター)から買い付けた個体です。
ここの主人は平日にサラリーマンとして働き、金曜日と土曜日だけ趣味のヴィンテージサックスコレクションを手入れ・紹介しています。
独自の入手ルートを持っており、コンディションの良い希少品の発掘を得意としています。
基本一見客は受け付けない工房ですので、本当に限られた人しかコンタクトできません
CigarCutter(シガーカッター)の由来
オクターブキイのメカニズム構造が葉巻たばこ(シガー)を切るカッターに似ているところから命名されました。
Low B♭とLow H の音孔
通常のセルマーサックスとは異なり反対の位置(ベルの左側)についているのが特徴で、キイガードの形状も独特です。
オクターブキイ
テーブルキー
独特な形状と、距離があるため慣れは必要になります。
インストラクターによる試奏動画
ギャラリー
- 少し細めに見える2番管
- 彫刻
ベルから1番管全体に丁寧な彫刻が施されています。かなり豪華な仕上げです。リラッカーなどの塗装の塗り直しが行われていなので、この年代のヴィンテージから考えると、非常に良い状態で彫刻が残っています。
彫刻の上からキイガードがハンダ付けされています。
- ネック
- サムフック