みなさんこんにちは!
リガチャー連載企画【リガチャーについて知ろう】の今回は第2弾となります。
前回はリガチャーの基本である、そもそもリガチャーってなに?について触れましたが、
今回から少しずつ深堀して行こうと思います。
今回は、リガチャー選びの重要なポイントとなる【順締め・逆締め】についてお届けしたいと思います。
・・・なんだそれ??
順締め・逆締め
さて早速聞きなれないワードが登場しましたが、これはリガチャーのネジの位置を表す言葉になります。
順締め
♪締めネジが下にくるタイプです
リードをしっかりと固定して、適度な吹奏感を得る事ができます。
パワフルなサウンドを求める方にはおススメです。
逆締め
♪締めネジが上にくるタイプです
リードをふんわり固定して、リードの振動を引き出してくれます。
軽快な吹奏感や明るいサウンドを求める方におススメです。
見分け方
見分け方はずばり一点!【マウスピースの先端から見て、ネジのツマミが右側に来る事】です。
これは、順締め・逆締めどちらでも同じですので、確実に見分けが可能な方法です。
様々なリガチャー
リガチャーは、順締め・逆締めだけでなく、メーカーによって様々な形状があります。
この記事ではアルトサックス用を基準に紹介いたしますが、その他サックス用・クラリネット用もありますので、
参考にしてみてください。
HARRISON:A2/GP ラバー用 金メッキ アルトサックス用

WoodStone:アルトサックスセルマー用 金メッキ

H.SELMER:アルトサックス用 ゴールドラッカー

BG:L12SR アルトサックス用

Yanagisawa:Yany SIXS アルトサックス・クラリネット兼用

Vandoren:LC07P アルトサックス用 ゴールドプレート キャップ付き

BG:L11GP アルトサックス用 ゴールドプレート

Bay:ヴィンテージ アルトサックス用 ゴールドラッカー

YAMAHA:アルトサックス用 ゴールドラッカー

lefreQue:FREE-REED Ligature M アルトサックス・クラリネット兼用

JodyJazz:Power ring Ligature CL1 クラリネット用 金メッキ

以上、ほんの一部ではありますが、リガチャーをご紹介いたしました。
様々な形や色の違い、中にはネジの無いリガチャーもあったりと、驚かれた方もいるのではないでしょうか?
次回は素材や仕上げによる音の違いについて触れたいと思います。