2023ヴィンテージサックス買い付けレポート④

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2023ヴィンテージサックス買い付けレポート④

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。


みなさんこんにちは!
ヴィンテージサックス買い付けレポートの第4回目の配信になります。
2023年の買い付けレポートは今回で最終回となります。

ヴィンテージ楽器買い付けの旅もいよいよ最終日。この日の夕方の飛行機で日本に帰らなければいけないので、時間との戦いになります。
最終日はいつもこんな感じです。
そしてこのあたりから、時間に追われるあまり写真が極端に少なくなるのも、いつもの流れです(笑)

↓ 前回までのお話は ↓

2003ヴィンテージサックス買い付けレポート③

2023ヴィンテージサックス買い付けレポート②

2023ヴィンテージサックス買い付けレポート① をご覧ください。

※なお、こちらの記事では、買い付け場所の詳細などは掲載いたしませんので、予めご了承ください。

ちょっと脱線

買い付けレポートの前にちょっと脱線です。

この水は・・・

一日のうちに何度か見かけるのですが、特に朝は、パリの街中ではこのように道端に水が流れている事があります。

これは何と・・・。道端のゴミを水で排水溝に流してしまおう!と言う、ちょっと日本人の感覚では想像ができない光景なのです!!

なんでこんな事を?と現地の人に聞いたことがあるのですが、

「これをする事で新たに雇用が生まれるでしょ?」との回答。そうですか・・・なるほど。

箒ではいたり、拾ったりするのではなく、水で一気に流し込むという荒業でした。

ちなみに、パリの道端はお世辞にも綺麗とは言えません。気を付けて歩かないと、犬のウ〇コを踏みそうになることもしばしば・・・。

旅行で訪れる際はお気を付けください。

すごい路上駐車!

フランスの路地でよく目にする路上駐車の光景です。

このように前後の車がギリギリの隙間で車を駐車します。

どうやって車を出すのか?と言いますと、答えは簡単。自分の車で相手の車を押しのけてどかすのです!

だから、パリ中心部を走る車は、バンパーに小傷がついている事がしばしば。

そして最近は、それを嫌がる人が増えてきたのか、車をゴリゴリされないように、

車の前後に金属製のポールを立てている車も見かけます。

そういう問題じゃないだろ・・・!と、突っ込みたくなりますが(笑)

買い付け最終日

いきなり脱線しましたが、ここから本題。

現地で買い付けができるのもあと半日。昼過ぎには空港に向かわなければいけません。

最終日はマウスピースの買い付けです。

↑ LEFEVRE / Herolite(クラリネット用マウスピース)

スミマセン!1920年代に製造されたという事はわかっているのですが、詳細不明です!とても美しいマウスピースだったので買い付けました。

コレクターズアイテムとしてどうぞ。

↑ Vandoren / T97(テナーサックス用マウスピース)

通称ブルジャンと呼ばれる青いマウスピースです。

↑ E, SELMER / FF-40/F8(テナーサックス用マウスピース)

イングランドセルマーから発売されていたマウスピースです。

↑ Dave Guardala / Super King(テナーサックスマウスピース)

希少なデイヴ・ガーデラのマウスピースです。

今回買い付けた商品

メーカー 型名
Louis Lot フルート頭部管
Buffet Crampon Modern Flute
Buffet Crampon Super Dynaction/TS #12163
H.SELMER Balanced Action/AS #31363
H.SELMER Super Action/AS #45793
H.SELMER Balanced Action/AS/SP #37181
H.SELMER SBA/AS #55526
H.SELMER Mark VII/TS #271436
H.SELMER Mark VI/SS #289129
E.SELMER FF-40/F8/(TSMP)
Vandoren T97/Blue(TSMP)
Dave Guardala Super King /(TSMP)
LEFEVRE Herolite/(CLMP)

管楽器フェスタでご試奏いただけます

これらの商材は、第33回管楽器フェスタでご試奏いただけます。

※販売済みの際はご容赦ください。

※セットアップ中・調整中で、展示されていない場合もあります。

旅の最後に・・・

今回の買い付けの旅は本当にタイトなスケジュールだったため、観光要素はほぼゼロです。

エッフェル塔にも行けず・・・(笑)

最後、空港に向かうバスが有名なオペラ座前から出発だったので、

最後にせめてそこの写真だけは・・・!と思ったら改装工事中だったというオチで、今回のレポートは終了とさせて頂きます。

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ管楽器フェスタでお待ちしております!

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