みなさんこんにちは!
ヴィンテージサックス買い付けレポートの第4回目の配信になります。
2023年の買い付けレポートは今回で最終回となります。
ヴィンテージ楽器買い付けの旅もいよいよ最終日。この日の夕方の飛行機で日本に帰らなければいけないので、時間との戦いになります。
最終日はいつもこんな感じです。
そしてこのあたりから、時間に追われるあまり写真が極端に少なくなるのも、いつもの流れです(笑)
↓ 前回までのお話は ↓
2023ヴィンテージサックス買い付けレポート① をご覧ください。
※なお、こちらの記事では、買い付け場所の詳細などは掲載いたしませんので、予めご了承ください。
ちょっと脱線
買い付けレポートの前にちょっと脱線です。
この水は・・・
一日のうちに何度か見かけるのですが、特に朝は、パリの街中ではこのように道端に水が流れている事があります。
これは何と・・・。道端のゴミを水で排水溝に流してしまおう!と言う、ちょっと日本人の感覚では想像ができない光景なのです!!
なんでこんな事を?と現地の人に聞いたことがあるのですが、
「これをする事で新たに雇用が生まれるでしょ?」との回答。そうですか・・・なるほど。
箒ではいたり、拾ったりするのではなく、水で一気に流し込むという荒業でした。
ちなみに、パリの道端はお世辞にも綺麗とは言えません。気を付けて歩かないと、犬のウ〇コを踏みそうになることもしばしば・・・。
旅行で訪れる際はお気を付けください。
すごい路上駐車!
フランスの路地でよく目にする路上駐車の光景です。
このように前後の車がギリギリの隙間で車を駐車します。
どうやって車を出すのか?と言いますと、答えは簡単。自分の車で相手の車を押しのけてどかすのです!
だから、パリ中心部を走る車は、バンパーに小傷がついている事がしばしば。
そして最近は、それを嫌がる人が増えてきたのか、車をゴリゴリされないように、
車の前後に金属製のポールを立てている車も見かけます。
そういう問題じゃないだろ・・・!と、突っ込みたくなりますが(笑)
買い付け最終日
いきなり脱線しましたが、ここから本題。
現地で買い付けができるのもあと半日。昼過ぎには空港に向かわなければいけません。
最終日はマウスピースの買い付けです。
↑ LEFEVRE / Herolite(クラリネット用マウスピース)
スミマセン!1920年代に製造されたという事はわかっているのですが、詳細不明です!とても美しいマウスピースだったので買い付けました。
コレクターズアイテムとしてどうぞ。
↑ Vandoren / T97(テナーサックス用マウスピース)
通称ブルジャンと呼ばれる青いマウスピースです。
↑ E, SELMER / FF-40/F8(テナーサックス用マウスピース)
イングランドセルマーから発売されていたマウスピースです。
↑ Dave Guardala / Super King(テナーサックスマウスピース)
希少なデイヴ・ガーデラのマウスピースです。
今回買い付けた商品
メーカー | 型名 |
---|---|
Louis Lot | フルート頭部管 |
Buffet Crampon | Modern Flute |
Buffet Crampon | Super Dynaction/TS #12163 |
H.SELMER | Balanced Action/AS #31363 |
H.SELMER | Super Action/AS #45793 |
H.SELMER | Balanced Action/AS/SP #37181 |
H.SELMER | SBA/AS #55526 |
H.SELMER | Mark VII/TS #271436 |
H.SELMER | Mark VI/SS #289129 |
E.SELMER | FF-40/F8/(TSMP) |
Vandoren | T97/Blue(TSMP) |
Dave Guardala | Super King /(TSMP) |
LEFEVRE | Herolite/(CLMP) |
管楽器フェスタでご試奏いただけます
これらの商材は、第33回管楽器フェスタでご試奏いただけます。
※販売済みの際はご容赦ください。
※セットアップ中・調整中で、展示されていない場合もあります。
旅の最後に・・・
今回の買い付けの旅は本当にタイトなスケジュールだったため、観光要素はほぼゼロです。
エッフェル塔にも行けず・・・(笑)
最後、空港に向かうバスが有名なオペラ座前から出発だったので、
最後にせめてそこの写真だけは・・・!と思ったら改装工事中だったというオチで、今回のレポートは終了とさせて頂きます。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ管楽器フェスタでお待ちしております!