吹奏楽部の皆さ~ん!!学校のテスト期間中など部活がお休みの時はどのようにしてお過ごしですか?
管楽器は楽器のみで演奏しているだけではなく、楽器と身体も同じくらい使って演奏します。
今回は、お家で手軽にできる!楽器を使わない管楽器練習法をいくつかご紹介いたします。
マウスピースを使ってアンブシュアの確認をしよう!
管楽器演奏の基盤ともいえるアンブシュア。楽器本体が手元に無くてもマウスピースがあれば、アンブシュアの練習は可能です。鏡を見ながら正しいアンブシュアで息を入れることができているか、確認しましょう。音が出せる環境であれば、ぜひ実際に息を吹き込みそのままマウスピースの練習もしてしまいましょう。
練習方法
鏡を準備し、マウスピースを口元に構える。ポジションが正しいかどうかチェック。音が出せる環境であれば息を吹き込みマウスピースの練習もやってみましょう。
練習場所
自分の部屋、洗面台の前など鏡があるところ
練習時間
5~10分
腹筋を鍛えて、呼吸法を極めましょう!
管楽器演奏には欠かすことのできない腹式呼吸。正しい呼吸法を身につけることは管楽器演奏の上達への近道です。
「呼吸=息」つまり体ひとつで場所を選ぶことなくどこでも呼吸法の練習ができます。
もし家にメトロノームがあれば、ロングトーンならぬロングブレスの練習をしてみるのもオススメです!ロングブレスのコツは、一定の量の息を一定の時間で吐く・・・。これを意識するだけで全然違います。インナーマッスルのトレーニングにもなり一石二鳥ですよ!
練習方法
メトロノームをテンポ♩=60に設定し2拍で息を吸い、8拍で吐ききる。これを繰り返します。
メトロノームがない場合は、時計の秒針でOK!これを繰り返し行いましょう。
練習場所
迷惑にならない場所ならどこでも◎
練習時間
5~10分
勉強しながら出来る!?正しい姿勢を意識しよう!
実は管楽器の演奏に大きく影響するのが姿勢です。
・背筋が曲がっている
・地面にしっかり足がついていない
・椅子の背にもたれている 等
姿勢が悪いと息の流れや呼吸も乱れ、演奏はもちろん音自体がしっかり出ません。
勉強中の座り方をちょっぴり意識して、背筋を伸ばし、両足をしっかり床につけるだけでも変わりますよ。家での勉強だけでなく、学校の授業中にもできますね。
練習方法
勉強机に向かう姿勢を意識する。
・背筋は伸びているか?
・机と顔が近すぎないか?(顔が近いと猫背になる)
しっかりと両足が床についているかなどチェックしてみてください。
練習場所
勉強机
練習時間
机に座っている全時間可能
手軽にできる口輪筋(口周り)のトレーニング方法
最後に、管楽器を演奏するのに必要不可欠なのが口輪筋(口周りの筋肉)です。
口輪筋は日々トレーニングをすることで鍛えることができます。
専門的な道具を使って鍛える方法もありますが、手軽に始めるのであれば、みなさん一度は遊んだことがある風船を使って口輪筋のトレーニングをしてみるのはいかがでしょうか?
息を吹き込む際に姿勢を正して腹筋を意識すると、口輪筋のみでなく腹筋のトレーニングにもなりますよ!
練習方法
好きな色や形の風船をとにかく膨らます。しっかり背筋が伸びているか姿勢もチェックしましょう。
練習場所
迷惑にならない場所ならどこでも◎ 家の中がオススメ。
練習時間
好きなだけ ※やりすぎ注意。逆に疲れます(笑)
家の中で使える管楽器トレーニンググッズのご紹介
家でも手軽にマウスピース練習が可能です!
※その他金管楽器マウスピースもございます。

呼吸と腹筋どちらも同時に鍛えましょう!


お好みの負荷を選べる呼吸トレーニンググッズ!

グリーン | 標準負荷/ライトタイプ |
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ブルー | 重負荷/ミディアムタイプ |
レッド | 超重負荷/ハードタイプ |
正しい呼吸法ができているか目で見て確認しませんか?

※4カラーからお選びいただけます
まとめ
管楽器の練習は、楽器を吹くことだけでなく、手軽に家でも練習が出来ます。
呼吸法や姿勢などは管楽器演奏だけでなく、健康にも良いと言われています。
テスト期間中も休憩がてら息抜きに練習してみたら、成績もアップするかも・・・?
テスト勉強も管楽器練習もコツコツ頑張って、ぜひ充実した学生生活を送りましょう♪
この記事を書いたのは・・・・
與田(よだ) | 管楽器上級アドバイザー |
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