<ホルン>【お手入れ】演奏前と後に必ずやりましょう
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ホルンのお手入れは難しい!?
やわらかい響きで聴く人の心を魅了する、フレンチホルン。
優しい響きとは裏腹に、演奏者にとって奏法も、お手入れも、楽器のお値段も、ちょっぴりハードルが高いと思われがちですが
正しい知識を身につければ怖くありません!
ちなみに管楽器PLAZAでは長期展示品・傷あり品などお買い得なホルンもございます!
正しい取り扱いを覚えましょう!
ではさっそくホルンの取り扱いを見ていきましょう。
組み立て方
ケースから出す
細いところに力を加えないよう、優しく持ち上げてください。
ベルを組み立てる
まずネジ山とその受け側をガーゼやクロスなどで乾拭きします。
(※オイルやグリスは一切何も付けてはいけません!)
水平に入るよう、慎重に回していきます。
少しでも引っ掛かりがあるようでしたらすぐやり直してください。
斜めに入ったまま無理に回すとネジ山を壊してしまいます。
オイル・グリスの差し方
ローターオイル
練習ごとに毎日差します。
レバーを押して抜差しを抜いたら
ストローの先端がロータリー軸まで届くように入れて、適量差します。
抜差し管にグリスを塗り、レバーを押しながら戻します。さらにレバーを数回押してオイルを馴染ませます。
同じ作業をあと2か所繰り返します。
ロータースピンドルオイル
練習ごとに毎日差します。
まずロータリーのふたを開けます。
回転している軸の隙間に1~2滴差します
ふたを戻して他ロータリーも同様に差します。
レバーオイル
月に1回くらいで大丈夫です。
レバーオイルを軸の隙間に1~2滴差します。
はみ出たオイルは綺麗にふき取ってください。
ツバの抜き方
ウォーターキーから
まずは簡単にキーを押してツバを抜く
抜き差し管から
レバーを押しながら抜差し管を抜いたら、逆さにしてツバを出す。
スワブで拭き取る
外れたところはクリーニングスワブでふき取ります。
回転させてベルから出す
息を吹き込んだ時「ポコポコ」音がしてたら、中に水が溜まっている証拠!水は下の方に溜まっています。
水が流れる方向を予想しながら回転させ、ベルの方へ出してあげましょう。
分解・収納の仕方
ベルを取り外す
ゆっくり回して、外れる瞬間手から落ちないように!
乾拭きをしてケースに入れる
水滴・手汗などしっかり乾拭きをして、ケースに収納したら
ケースの留め金が閉まったことを確認して終了!
困ったら楽器店へ!
いかがでしたでしょうか?皆さんも実際やってみて下さいね!
もしわからないことや不安な点があれば、お近くの管楽器リペアブースがある島村楽器店舗、または「管楽器シニアアドバイザー」がいる島村楽器店舗へお尋ねください。
皆さんのお悩みを解決しちゃいますよ!!